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青汁は痛風にも効果的?

痛風というのは尿酸値が高くなり、血液中に尿酸が増える状態です。
尿酸は結晶化しやすく、血流に乗って体中を巡りますから、それが関節の間に入り込めば結晶が神経を圧迫したり刺激したりするので、激痛という症状が出ます。
症状が出やすいのは足の指です。
なんの前触れもなく、突然足指の付け根に激痛が起こり、風が吹いても痛いと感じる事から痛風と呼ばれるようになったとされています。

痛風の原因は食生活にあります。
男性は女性に比べて尿酸値が高くなりやすい傾向があるため、痛風のリスクも高いと言われています。
しかし女性も閉経により尿酸値が高くなりやすいため、痛風にかかるリスクはゼロではありません。

尿酸値を高くするのはプリン体を多く含む食品です。
ほとんどの食品にもプリン体は含まれていますが、中でも多いのがビールと魚の干物です。
ビールと魚の干物はお酒好きの人にとっては最高の組み合わせですが、プリン体の量が多い事も忘れてはいけません。
毎日のようにビールを飲み、魚の干物を食べていると尿酸値は高くなっていきます。

血液中に尿酸が増えると体の中は酸性に傾くため、酸化しやすい状態です。
このままでは尿酸値も高まる一方ですし、酸化は体を老化させるため健康にも様々な問題が出てきます。
ここで役に立つのが青汁です。

痛風の原因で最も多いのは、偏った食事とアルコールです。
アルコールの中でもビールはプリン体が多いので注意しましょう。
青汁に使われる緑色の野菜は緑黄色野菜の一種です。
緑黄色野菜は体をアルカリ性に傾ける作用があるので、自然と尿酸値も下がっていきます。
もちろん食事で野菜と食べる事も大切ですが、青汁なら手軽に野菜不足を補えます。

プリン体はほとんどの食材に含まれますが、これは青汁の原料となる野菜にも含まれます。
ただしその量はごくわずかですから、尿酸値にはほとんど影響しません。
さらに青汁は血糖値を正常にしてくれる作用もあります。
痛風予防には尿酸値を下げる事が大切ですが、尿と一緒に尿酸を体外に排出させる事も必要です。
青汁以外にも水分をとり、運動をして代謝を高める工夫も必要です。